イントロダクション
2011年に「ダイナー」で大藪春彦賞を受賞した作家・平山夢明。「『超』怖い話」、「東京伝説」、「怖い本」など、熱狂的なファンのいるシリーズを手掛けていることでも知られる彼が、実際にあった恐怖体験を集めて作り上げた人気実話ホラー小説集シリーズが「いま、殺りにゆきます」である。“いま殺り”の愛称で知られるこのシリーズが、2012年の終わりに遂に映画化! 全5話のオムニバスとなる本作を監督したのは、前作『AVN/エイリアンVSニンジャ』のハリウッド・リメイクが決定した千葉誠治。話題を集めるこのクリエーターは、ほんの些細な出来事をきっかけに恐怖のどん底に叩き落とされる少女たちの姿を生々しく活写している。ホームレスに善意で声を掛けたり、出社途中に同級生らしき男に声を掛けられたり、便意を催して公衆トイレに駆け込んだりなどは、誰しもが人生のどこかで体験しそうなことだ。 “もしかしたら自分もこんな目に遭うのではないか?”そんなことを考えてしまう恐さが本作にはある。そして、各話の主人公を演じた女優たちも実に素晴らしい。『侍戦隊シンケンジャー』の森田涼花、『古代少女隊ドグーンV』の桃瀬美咲、『牙狼 GARO』の肘井美佳、『ゾンビデオ』にも出演する第3代ホラー秘宝イメージガール・菅野麻由、『アバター』の大友さゆりという、今をときめくフレッシュな顔触れである。実話をベースにした本作で、リアルに怯える彼女たちの姿は必見だ。未曾有の恐怖が引き起こす“美少女破壊”を見逃すな!!!